全部で12個あります。
健康診断を受診した50人を対象に、年齢・性別・身長・体重・肥満度・総コレステロール・中性脂肪・HDL (高密度リポ蛋白質)・LDL (低密度リポ蛋白質) を調査した。このデータから、年齢・性別・肥満度と総コレステロール・中性脂肪・HDL・LDL と関係についてさらに調査するための方針を決定したい。各項目について相関関係を評価するにはどうすればよいであろうか?
例題02:因子分析ある外科手術に関して患者データを調査したところ、次の表のようなデータが得られた。これらの項目を説明するのにデータの背後に潜在する重要な共通要因を探し出し研究をさらに深めたいが、どのようにすればよいか。
例題03:要因配置分散分析手術前の状態が手術中の輸血量に影響を与えるかどうかを検討するために、表のような情報を収集した。このデータを元に、性別・貧血の状態が輸血量に影響を与えるかどうかを検討するにはどうすればよいであろうか?
例題04:反復測定分散分析手術侵襲が免疫系に与える影響を検討するために、手術開始前・手術開始1時間後・手術 (摘出) 終了時・麻酔終了後の4時点において指標となる物質の血中濃度を測定した。しかし、指標となる物質の血中濃度は元来個人差が大きいことが判明しており、治療前から既に大きなばらつきあった。治療前のばらつきによる影響を除外して、治療による影響だけを詳細に検討するにはどうすればよいだろうか?
例題05:多重比較検定対照薬を含む4種類の薬物について、患者の年齢によって薬物効果に差があるかどうかを検討したい。年齢により治療患者を若年者群、壮年者群、高齢者群の3群に分割して研究したところ、次の表のようなデータを得た。どの薬物とどの薬物の間に差があるのか、どの年齢群とどの年齢群に差があるのかを、検討するにはどうしたらよいだろうか?
例題06:共分散分析手術前の状態が手術中の輸血量に影響を与えるかどうかを検討するために、表のような情報を収集した。このデータを元に、性別・Hb 値が輸血量に影響を与えるかどうかを検討するにはどうすればよいであろうか?
例題07:多変量分散分析手術前の状態によって手術中の輸血量と入院日数に差があるかどうかを検討するために、表のような情報を収集した。このデータに基づいて性別・貧血の有無が輸血量・入院日数に影響を与えるかどうかを分散分析により解析を行ったが、輸血量と入院日数を別々に解析している点が納得できない。性別・貧血の有無が輸血量と入院日数に同様に影響を与えるかどうかを検討するにはどうすればよいであろうか?
例題08:多変量共分散分析手術前の状態によって手術中の輸血量と入院日数に差があるかどうかを検討するために、表のような情報を収集した。このデータに基づいて性別・Hb 値 (連続型データ) が輸血量・入院日数に影響を与えるかどうかを共分散分析により解析を行ったが、輸血量と入院日数を別々に解析している点が納得できない。性別・Hb 値が輸血量と入院日数に同様に影響を与えるかどうかを検討するにはどうすればよいであろうか?
例題09:重回帰分析ある手術に際して必要な輸血準備量を決めるために32人の患者データを調査したところ、以下のようなデータが得られた。調査した項目の中から有用な変数のみを選び出し、輸血量を推定する一次関数式を作成するにはどう考えればよいか。
例題10:ロジスティック回帰分析どのような因子が手術後の重篤な合併症の発生に関与しているかを検討するために、450人の患者について年齢、性別、全身状態スコア (ASA スコア) と合併症発生の有無を調べたところ表1のようなデータが得られた。調査した因子から重篤な合併症の発生の有無を予測するにはどうすればよいか?
例題11:ノンパラメトリック生存分析ある悪性疾患患者の生命予後を評価するために、年齢、性別、進行度、診断がついた日からの観察期間 (単位:日)、状態 (生存・不明=打ち切り、死亡=非打ち切り) について446人を対象に調査を行ったところ、次の表のようなデータが得られた。このデータをもとに進行度別に生存率曲線を作成し、進行度によって生存率に差があるかどうかを検討しなさい。
例題12:回帰モデルによる生存分析ある悪性疾患患者の生命予後を評価するために、年齢、性別、進行度、診断がついた日からの観察期間 (単位:日)、状態 (生存・不明=打ち切り、死亡=非打ち切り) について446人を対象に調査を行ったところ、次の表のようなデータが得られた。このデータをもとに、年齢、性別、進行度が生命予後にどれくらいの影響を与えているかについて検討しなさい。